のんびり書室
花とかけはし鶯
2021年9月10日より連載を開始した、冬原水稀による一次創作。
キーワード:「#現代ファンタジー」「#写真」「#想い」「#ほのぼの」「#せつない」
概要
現代日本を舞台にした、霊的な存在の登場する現代ファンタジー。時々休載期間を設けながらも、ノベルアップ+、カクヨムにて連載されている。
略称は「花かけ」。公式・二次創作用タグとして「#花かけフィルム」が存在する。
略歴
2021.9.10 連載開始
2022.9.10 『花とかけはし鶯』1周年
2022.11.20 書籍版『花とかけはし鶯1』、文学フリマ東京35にて頒布 →通販はこちら
2023.9.10 『花とかけはし鶯』2周年
あらすじ
生前の記憶がない幽霊の少女。何となしに現世を漂い続けていた彼女はある日、ある場所へたどり着く。
『うぐいす写真館』
小さな、写真館だった。彼女はそこで「目が見えない」のにも関わらず「霊的な存在が視える」という特異体質を持った青年・細波朝香に出会う。
代行写真家として各地に赴く彼と行動し、彼女が触れたのは、写真と瞳の映す数々の風景、人でないものたちの想い、出会い、別れ、自分の記憶、そして──……。
のんびり温かくて、時々切ない、写真と想いをめぐるほのぼの物語。
朝香によってユウと名のついた幽霊の少女。彼とその相棒である明と行動を共にすることで、彼女は人の知らざる「想い」を知ることになる。
自分の生前の記憶に興味を持ち始めたユウ。しかしそれは突如現れた霊能探偵・早乙女大地によって揺らぐことになる……。
別れを乗り越え、前を向いて歩きだした一行。しかしその一方で、明に異変が表れて……。
第四章&終章 Coming soon……
キャラクター
ユウ
本作主人公の幽霊の少女。見た目は18歳ほど。生前の記憶がない。
今まで孤独に現世を彷徨っていたが、現状のことは良い意味で何も気にしておらず、悲観的ではない。優しくて面倒見がよく、さっぱりとした性格。
細波朝香(さざなみあさか)
うぐいす写真館に住みこみの青年。21歳。
「目が見えない」のにも関わらず「霊的な存在が視える」という、一見すれば矛盾する特殊な体質を持つ(本人曰く、「目は見えないので、実際は霊的な存在を感じているだけ」らしい)。いつも微笑みを浮かべており、のんびりに見えるがしっかりとしている。「代行写真家」としても働いている。
明(アカリ)
朝香の相棒であるオスの犬。見た目はゴールデンレトリーバー、中身は陽気なチンピラ兄ちゃん、その正体は、寂れて潰れてしまったとある神社の狛犬。
朝香に恩があり、今は盲導犬として朝香を支えるため、犬の姿を取っている。こだわりがあるらしく、犬の姿をとっているくせに「犬」と呼ばれるとキレる。荒っぽいが、頼れる兄貴分。
公開サイト
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「花かけ未読の方でも読める」を目指したSS
他、本編外のスピンオフ短編たち